2010年3月10日水曜日

安全重視は解雇

安全運行に尽くした機長を解雇
(毎日新聞2010.3.9の記事がリンク切れのため
「人生チャレンジ20000km」さんのブログを参照にさせて頂きます。)
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国交省などによると2月5日、羽田発福岡行き017便(ボーイング737-800型、乗客177人)の外国人機長(52)は、客室乗務員のチーフの声が風邪でかすれていたため緊急時の呼び掛けが困難と判断、本社にチーフの交代を求めた。これに対し、社長と安全統括管理者の会長は交代させずに飛ぶよう求めたが、機長は拒否。このため自宅待機していた別の外国人機長を呼び出し、この機長がチーフの声に問題ないと判断して1時間遅れで出発した。同社は交代を求めた機長を同日付で契約解除した。
。国交省は「会長らの行為は安全運航体制を脅かしかねない」と指摘し、安全管理体制を見直すよう求めた。機長2人の判断に問題はなかったとしている。国交省で文書を受け取った会長と社長は何もコメントしなかった。【平井桂月】

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まぁ、確率考えるとこの飛行機がそのまま飛んで落ちて
クルーの一人が声を出しにくくて誘導できなくて・・・

って現実には起こらないとは思いますよ。

でも現場の機長判断が至上命令のはず。
一人目の機長の日常勤務に何か問題があったのか
二人目の機長に脅しでもかけて飛ばせたのか・・・
疑心暗鬼になります。

ついでに即日解雇が出来るんだ・・・航空会社って・・・・

もう古い話になったけれども

建築偽装の問題とか

山本病院とか

「やれっ」と強要されて犯罪に加担させられる構造はありますが

まっとうな事言って即日解雇では

そりゃあ、まっとうな事、言ったりやったり出来なくなりますね。

さすがにスカイマーク社長は怒られていましたが。

「なんで注意されんだよ!こっちはかつかつで廻して必死なのに!!」

くらいにしか考えていないのかもしれません。

だって次の日
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2010/03/10(水) yomiuri online newsより引用

スカイマークは10日、神戸空港に出社してきた神戸発福岡行き便の

男性機長が風邪による発熱を訴え、代わりのパイロットがいなかったため、

午前7時5分発同便と折り返し便を運休した。
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報道の翌日だったので思わず笑ってしまいましたが。
これもとっくにリンク切れ。
どう言う事かな?

航空業界と医療業界。
他にも命に関わる業界は多いのですが
病んでいる構図は共通だと思いました。

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